暖房などによる乾燥で、喉(のど)を痛める季節です。
喉の乾燥予防策として、室内の乾燥を防ぐ加湿器、あるいは喉の乾燥を防ぐマスクが、一般に、この季節になると利用されます。
普段、口内では、唾液等で細菌やウイルスの繁殖を防いでいます。しかし、喉の乾燥が起きると、ウイルスあるいは細菌が繁殖することで、炎症が発症し、喉の痛みが起きます。 こうなると、一般には、病院の処方薬や市販薬で炎症を防ぐ方法を行ないます。
鍼灸治療にも喉の痛みを取り除く方法の一つとして、『井穴刺絡』という鍼治療法があります。
『井穴刺絡』という治療法は、三稜鍼あるいは、血糖値を測る時に使用する使い捨ての鍼(ファインタッチなど)を用いるものです。
当院では、全身治療として、肩こり、腰痛、頭痛などの治療と一緒に咽頭痛の治療も含めて行なっています。
『刺絡治療』以外でも、喉の痛みを軽減させる鍼灸治療法は、ほかにもあります。
喉の痛みが起こり、肩こりや腰痛などの症状をお持ちの方は、鍼灸治療を受診されては、如何ですか。
尚、すべての鍼灸治療院が『井穴刺絡』を行なっているとは限りませんので、治療を受ける際には、最寄の鍼灸治療院にお問い合わせ下さい。