治療のタイミング(現代医学と東洋医学の違い)

病院で処方される薬、または治療は、基本的には、病気の原因が判明した病名、または症状に対する対症療法なので、身体がある一定の症状にならないと判断できない点があげられます。

このことが、世間一般に、患者さんが、治療を開始する時期は、病気を患ってから、通院することが通例となり、後手に回る状況を作っています。

 

また、『病気になっている』という考えは、現代医学と東洋医学では異なっています。

現代医学では、上記のように、身体に受けるある一定の状態(異変)のなった時点を指します。

一方、東洋医学では、肉体的、あるいは精神的に健康な状態』から、症状が出始めた時点から以降を指します。

いわゆる、現代医学での『未病』も、東洋医学では、病気であると考えます。

 

従って、一般的に、

現代医学は『対症療法』

であることに対し、

東洋医学は『対症療法』及び『予防療法』など

の特徴を持っています。

 

鍼灸治療は、基本的には、『病院では病気と判断できない』状態でも、苦痛や不快感が強くなる前に、早めの受診をすることで、患者さんの身体を『健康な状態に導く』ことが出来、早い回復につながります。

 

東洋医学では、病気の原因とする病因(内因・外因・不内外因)の条件により、結果的に病気や症状を発生させると考えます。

 

当治療院では、身体の症状が重くなってから治療開始する(病院への通院)前の状態でも、早めの治療により、より身体への不快感が出ない下記のような目的で、受診の予約を採用しています。

早めの治療開始により、早期の回復(不快な症状を回避するという予防)

②次回の予約を入れることで、患者様が日常生活で受ける負担の度合い(身体を維持できる期間)の把握

➡次回の予約日まで『我慢ができると予測される見込み』期間の認識

確実な治療日時の確保

➡予測される身体の負担の限界への解消

当日ご予約受付不可(すでに予約済み)に対する回避

 

患者様ご自身で、身体の回復が見込めない方は、苦痛の増悪、あるいは生活の支障

をきたす前に、最寄りの治療院等を受診して頂くことをお勧め致します。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です