五臓六腑の中の『心』の働き②内面の変化から回復へ

前回ブログ『五臓六腑の中の『心』の働き①周辺環境の見直し』からの続き

前回のブログでは、病因の中の『不内外因』でもある周囲の環境を変化させることで、『心(しん)』の働きの向上について述べました。
今回は、身体の内面からの変化で、『心』の働きを促進して、QOL(生活の質)を上げる方法の1つを挙げます。
『心』の働きを低下させる要因には、必ず時(とき)という時間が関係してきます。
事故のような突発的事象を原因として時間の経過と共に精神を悪化させるものや、不安を受ける生活環境などを継続し徐々に悪化させるものがあります。
このような場合は、現代医学では、精神科あるいは心療内科での診療によるカウンセリング治療、薬物療法などで対応されています。
45歳中年のファミレス店長と、その店長に恋心を抱く17歳の女子高生との交流を描いた『恋は雨上がりのように』という映画・コミックがあります。
何気ない出会いからのきっかけで始まり、それぞれ途中下車したお互いがやり残したことへ再出発する、前向きになれるような内容です。
人生には、時間的余裕がなく出来なかった、経済的にできなかった、その当時能力的にできなかった、精神的未熟で行動できなかった・・・など、人それぞれで中断したことや、やれなかったことがあると思います。

このような過去に保留したことを再起動することが、『心』の働きの向上につながります。

あるいは、新しく自分にあった趣味などを、短時間でも良いので、積極的に行うことも、『心』の働きの向上につながります

誰しも、『心』の向上につながるものを持ち合わせていると思いますので、自己を変える発見がポイントになります。

 

 

 

 

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