新たな人生を進む上での予防

寒さも次第に和らいで、暖かい春の季節になってきました。仕事や学業など、新しい生活が始まる季節です。

 

東洋医学では、五行(木・火・土・金・水)学説において季節と五臓六腑をそれぞれ

』⇒・胆

『火』⇒夏・心・小腸

『土』⇒長夏(湿)・脾・胃

『金』⇒秋・肺・大腸

『水』⇒冬・腎・膀胱

に分類しています。

ということで、春は、『』⇒草木が芽生えすくすく育つ時期になり、『』⇒血の巡りが高まる季節を意味します。

また、陰陽学説(万物を『陰』と『陽』に分類する考え)で、『気』や『暖』は『陽』に分類され、春は、気や暖かさが高まり、身体の機能が高まる季節です。

例えば、春にめまいを感じる方の場合、上記の理由から次のように、春は、五行の『木』の作用の影響を強く受ける身体になると考えます。

・気が高まる  ※『気』については、当院のブログ『気』とは?をご覧ください。

・血の巡りがよくなる

・『(春)風』の影響で、ふわふわした状態になる

 

そして、東洋医学にて、病気の原因は、『内因(過度の感情)』・『外因(周辺の過度の温度などの環境の変化)』・『不内外因(飲食・労働・外傷など)』です。

仕事を行う上で、この『内因・外因・不内外因』を解消することで、より良い生活ができます。

現代医学的に述べると、『予防』することは、肉体的に、あるいは精神的に『身体へのストレスの回避または抑制』になります。

 

また、現代医学では、自然治癒力の機能(自律神経系・ホルモン系・免疫系)のバランスがとれることで、健康が維持されますが、男性よりも女性のほうが、ホルモンの影響を受けやすい身体ですので、『モルモン系』の異常が発生すると『自律神経系』と『免疫系』が著しく影響を受けてしまい、体調の悪化を生じます。

そのような身体にならないためにも、仕事と仕事以外の生活とのバランスの改善や計画について考える『予防』が大変重要になります。

いわゆる、QOL(生活の質)が大切です。

 

 

これから暖かくなりますが、新しく身の周りの環境が変化される方は、仕事や学業など以外の生活のスタイルも含めて上記の『予防』を意識することで、健康・美容などを含めた充実した生活を過ごすことが出来るでしょう。

 

ご本人の日常生活の改善の努力でも身体の回復がおもわしくない場合には、『マッサージ』や『お灸』・『鍼(はり)』・『問診(症状のご説明と改善方法など)』など、上記の東洋医学的考えによる治療方針で、症状の軽減が見込めます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です