一週間ほど前、ある方との対話の中で、読書をするきっかけがありました。『読んでみます・・・』と返答。会話中のその場での社交辞令でなく、有言実行です。
翌日、うろ覚えの題名『・・編・』で検索し、本を購入しました。東洋医学など仕事に関する文献はよく目を通しますが、ここ十年以上、実用的な書籍以外のモノは、読んでいませんでした。
ところで、読書がもたらす現代医学的効果には、
・ネガティブ思考の改善
・加齢に伴う認知機能の改善
・感情が刺激されることによる脳の作用(集中力・記憶力・思考力など)の活性化
などが、あげられます。
一方、東洋医学では、病気の原因の一つに、『内因』というモノがあります。過度の感情『喜・怒・思・憂・悲・驚・恐(七情)』を受けることで、身体の変調を来たすと考えます。
上記のことを踏まえて、読書には、この七情の感情を整える作用が考えられます。
また、読書による東洋医学的身体の調整のしくみは、大まかに述べると、
【七情の感情の安定化】 ⇒ 【五臓六腑に対する調整作用】 ⇒ 【体調の改善】
になります。現代医学に置き換えると、『自律神経』や『ホルモン』など調整による免疫向上になります。
実際、読書し始めると、本の中の世界に入り、心が落ち着きます。
また、読書により共通の内容を共有することで、人との会話(コミュニケーション)の幅が広がります。