不眠症治療の効果を上げるには・・・

東洋医学の視点では、病気は、『病因』の内因、外因、不内外因から生じます。
不眠症の原因も、『病因』になります。
※病因については、当院ブログ『現在、起きている症状は、自分自身の周辺環境が原因!(東洋医学からの視点)』をご覧下さい。
一般に、病院での不眠症の治療は、医師の処方による薬物治療が主な方法です。
薬物治療で容易に改善に向かうのであればよいのですが、東洋医学の『病因』の影響が大きい方は、薬物療法だけでは改善が乏しい状況になります。
このような場合の患者さんの身体の状態は、『身体を治す力(自己治癒力)』がかなり劣っています。
従って、身体の働きを向上させることで、病院の治療も効果を上げることが出来ます。
では、病院以外の治療以外で何を行なえばよいかというと、『病因』を負担を減らすことと、身体の疲労感を取り除くことです。
不眠症で身体が疲労しているところは、心肺機能きの低下です

つまり、『心臓・循環器系』と『呼吸器系』の働きの低下になります。

東洋医学では、五臓六腑の『心』と『肺』に該当します。
不眠症治療で、病院の薬物療法だけを行なって効果がでない方は、身体の疲労感を確実に取り除くことで、改善していきます。
『心肺機能』が上がると、身体が下記の状態になります。
🔶身体の姿勢が良くなる。
🔶呼吸がしやすくなる。
🔶姿勢が良くなることで、肺がより大きく膨らみ、酸素の供給が上がる。
🔶肺の膨らみが大きくなり、横隔膜がより大きく上下に運動する。
🔶横隔膜の運動により、腸が刺激され、消化器系の機能が高まる。
🔶酸素の供給が高まることで、『自己治癒力』が高まる。
🔶心臓から送り出される血液が、身体の遠位まで生き渡らせる。

 

 

医師から処方された薬が効かないときは、下記のことが有効です。

『薬は効くものでなく、効かせるものである!』

薬が効かなければ、効くような身体へ促すことが重要です。

 

 

以上な経緯は、鍼(はり)やお灸、マッサージ治療で、改善へ導くことが出来ます。

更に治療効果を上げるためには、不眠症で悩まされている各々自身で、『病因』を減らすことです。

 

 

 

 

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